いきたきのこ

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大切な「恐れ」

「恐れ」という感情が、あたかも悪い感情のように捉えられてきました。
しかし、危機回避に対して、これだけ重要な感覚はありません。

高所恐怖症、閉所恐怖症なども、
「症」と病気みたいな言われ方ですが、
高いところ、閉じ込められた空間は、本来は危険なことが多いわけで、
恐怖を感じるのは、生き物として、当たり前のことではないでしょうか。

しかし、人間には「理性」もあります。
「足を踏みはずさなければ、高い所も大丈夫。」
「コレコレこういうわけだから、大丈夫。」
として、恐怖を克服する力もあります。
心理療法として、「認知療法」などに使われたりしてきました。

でも、目の前に厳然と示された現実を、
「うそだろ。今までの経験則からしてありえない。」
と、認めたくない、認めようとしない心理も、自分の中にあります。

この、ムネの騒ぐ感じ、本能からくる危険信号なのか、
たんなる怖がりなのか、うまく見極めたいなあと思います。

そして、今の人間にほとんど失われてしまったに等しいものが、
おそれの中でも、「畏れ」。

「かしこむ」、という感覚。

自分の目や頭では、「見えない」、「わからない」
しかし、存在している、
その事実を確認すること、
それはキリスト教では、「信仰」と呼びますが、
そのような宗教的な言葉を用いなくても、
人間がおごらないために、「かしこむ」という感覚は必要なのではないでしょうか。

  1. 2011/03/17(木) 00:00:00|
  2. 心と体
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