いきたきのこ

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患者として

これは、なにをしているところかといいますと。
koreha

オバサンが料理するところを、近くで見ていると、
「あげないよ!!」と、どなられるので、
遠~く離れた物陰から、

クレナイノハ、ワカッテル・・・

ダケド、モシカシテ、オカズノ、チイサナ、カケラヒトツ・・・・

という、万にひとつの可能性に期待して、
淡い淡い期待を秘めつつ、
ナスを揚げるオバサンを、見つめ続けるジョイスなのでした。


そして、これはなにをしているかといいますと。
korehananiwo




dakkosarete
おとっつあんにダッコされて眠るジョイスを、
嫉妬にメラメラメラと燃える目で
にらみつける、メリ女なのでした。


さて、患者として、鍼灸治療を受けることの多い年でした。

さまざまな治療方法、その技術、
それを受けると実際、どんな感じがするか、
どのように体が変化していくか、
自分の身で体験し、とても勉強になりました。

しかし、勉強だとか、体験のためではなく、
私は、ここ数年続く、不快な症状を治したくて、
ワラをもつかむ(おおげさ?)思いで、治療に通っていたのでした。

だから何が勉強になったって、それは「受ける側」の心理だったのです。

患者の立場で、いろいろな感情を味わいました。

患者さんで、体はとても大変な状態なのに、
笑顔を見せたり、楽しいお話をされたり、
治療するこちらにまで気を配って下さる方もいる。
すごいなあ、と思っていました。

私は患者として治療を受けるとき、笑顔を見せる余裕は、とうていありませんでした。
とにかくなんとかしてくれ、体がヘンだ、治してください、お願いです。
という気持ちだけでした。

ドクターショッピングならぬ、鍼灸師ショッピングというのか、
いろんな先生にもかかり、
治療者側からみればあまりうれしくない患者だったかもしれません。

鍼灸治療は、治そうと思ったら、あまり間をあけず、ちゃんと通った方がいい。
それを一番よくわかっているので、真面目に通いました。

そうして、何カ月も通い・・・・



・・・そのあげく、症状は、ビクとも変わりませんでした。

(でも言っておきますが、治療を受け続けていると、気になる症状を除いて、
体調そのものは、絶好調でいられました。)


その、ガックリ感は、ものすごく大きかった・・・・・・・・・

オールラウンドに役立つ鍼灸、そして、どれほど腕のいい先生でも、
治らないものがあるのは当然です。
それはわかっていても・・・

鍼灸のすばらしさを人一倍感じ、期待し、
「どうです!?、鍼灸でこれだけ良くなるんですよ!!」と自分の体でも証明したく、
その気持ちが、大きすぎたかもしれません。

そして自分の幼児性、依存性も浮き彫りになりました。

「自分の体」が治すんですよ、と、つねづね自分で言っていたというのに、
治療を受ける立場になると、
「治してよ、どうして治してくれないの」というお任せ態度になっているのです。

「ものすごい期待」から始まって、私の心はいろいろに変化していきました。

そうして、
鍼灸にこだわりすぎだったかもしれない、
日常生活に差し支える症状ではないし、
治療を受けるのをいったん止め、
気持ちを切り替え、
鍼灸とは違った角度から治療を考えるようになりました。

まだ不快な症状は治りませんが、
そのおかげで、幸か不幸か、鍼灸以外にも、
治療の幅が拡がってきました。

患者の立場になってみると、
「治療する側」と、「受ける側」の、
感じ方、都合には、
大きな温度差(この言葉大嫌い、でも使ってしまった)があることが、
つくづくわかりました。

いままで、自分自身、「治療する側」として、
「受ける側」の気持ちを本当に考えていたか
どうだったか・・・と考えると、反省してもし足りない気持ちです。

今、治療のやり方は大きく変わってはいないかもしれませんが、
気持ちはガラリと入れ替えてやっているつもりです。

できれば、私は鍼灸でこれだけ体調管理ができて、健康いっぱいなんですよ~
というところを自分で示したかったのですが、
そうは問屋がおろさなかった。

でも、不調にならなければ、決して、わからなかったことがあります。
それを経験させていただいたことは本当によかったと思います。

ありがとうございました。






  1. 2010/10/22(金) 00:00:00|
  2. 心と体
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