いきたきのこ

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何をきくか の、つづき

恋人同士が、こんな会話をしているとします。
それを翻訳するとしたら?ということを昨日書きました。

翻訳というのは、
女と男が、何を言っているか、ではなくて、
本当は何をいわんとしているのか、です。
もちろん回答はひとつではないですが。


女:「なによ、いつも仕事仕事って。私のことなんてどうでもいいんだ!
キライなんでしょ!」


(自分が放っておかれているような気がする。あなたに大切にされているっていう、実感が持てないの。)



男:「ハア~わからないヤツだな!
もうお前にはうんざりだよ!」


(本当に仕事のことで、ゆとりがなくなっているんだ。そんな俺の事情もわかってほしいなあ・・・)


と、カッコ内は私が考えた翻訳の一例です。

お互いの本音の言葉は、

「私を(俺を)わかってほしい、受け入れて欲しい」
ということなのに、実際には、
まったく逆な効果をもたらしてしまう言葉を、お互いに投げかけてしまっています。

こうしたやりとりを続けていたら、
もしかしたら、お互いに好きな気持ちがあるのに、2人の間に亀裂が入ってしまうかもしれませんね。

日本人には、美しい文化があります。
察する文化、とでもいいましょうか。

ストレートに伝えず、
遠まわしに悟らせるというのか、さりげなくわからせるというか。

ただ、言ってる本人が、「自分の本音がわからない」ので、

「自分が、相手になにかを察してほしくて、表現をしている」、

そういうこと自体に、気づいていないことがあります。


そうして起きる、かけひき、すれ違い。

それだから、せつないドラマや小説も生まれるというものです。


私はよく夫に、

「デリカシーのない女だ・・・」

「ワビ、サビのわからない女だ・・・」

と、
言われます。

すかしっ屁はしない、
音を出す。
(↑というのは上品でないたとえでした)

というか、
それとなく匂わせて、

「わたしのきもち、どうか察してちょうだいよ、
察してくれないのなら、そういうあなたが悪いのよ。」

という表現をするのではなく、
こちらの本音は、直球で伝えるようにしているせいなのか、
ワビサビないのかもしれませんが、
少なくともヘンな誤解、すれ違い、お互いのズレは生じずに済みます。

これは、
「ワカラネエ・・・
いったいお前は何をいいたいのだ?
わかりやすく言ってみろ」と
察してもらおうにも、
それは困難な
(つうか鈍感?)
な夫に、
よく言われていたので、
このようにさせていただいたのです。

おしゃれなドラマの主人公はムリ。

でも、ラク。

ただ、直球を投げるには、自分の本音に直面することが
必要になってきます。

今、自分は、こういう言い方や態度をとっているけど、
本音の心は、何を言いたがっているのだろうか、
と考えることは、
ちょっとした自己カウンセリングになります。

そのときは、自分を主語にして考えると、翻訳しやすくなります。

あの人は、なんという、わからずやなんだ!プンプン!」
と思ったら、
私は、あの人にわかってもらいたかったんだ。こんなにアタマにくるほど。」
というふうに。


そして、自分の心の声に耳をすますと、
人の心の声にも耳をすませるようになってくるのではないでしょうか。
息子さんの罵声に、違う心の声を聴いたお母さんのように。

  1. 2010/10/08(金) 00:00:00|
  2. カウンセリング
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