いきたきのこ

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食の芸術

ジョイスは、お百姓さんに感謝します。

ジョイスは、ゴハンを一粒も残さない。
好き嫌いしない。
こぼさない。
よそ見しない。
静かに食べる。(掃除機が吸い込むように食べるんであまり音がしない)
お皿を洗わなくてすむくらい、なめてピカピカにする。

その食べ方は美しくさえ感じます。

預かっていたスパーク、そしてメリー様。
この2頭は食べ方が似ています。
これは、愛護センターの生存競争の中にいたことが
影響しているのでしょうか。

食べものを見ると、すさまじい興奮、目の色が変わる。
ジョイスに差し出したお皿だろうと、床に置かぬうちに、頭をつっこんでます。
とにかく、喰う!
生き抜くために、なりふりかまわず喰ってやる!
という野生の本能ムキダシの姿です。
めちゃくちゃに喰い散らかし、自分のお皿に残っているのに、
他のエサも欲しくなってしまい、
ジョイスやここちゃんのお皿に突進していく。
ハチャメチャです。

ジョイスはそれを見ると、目の前でメリーに横取りされようと、
譲ります。
スパークのときもそうでしたが、こころなしか、食も細くなります。

それは、まるで、
「アタクシは、あんな犬みたいに、ガッツキじゃあなくてよ!」と、言っているようです。
食べ終わると、1頭だけのときは、名残惜しそうに、
台所をウロウロとかぎまわっているくせに、
スパークはメリーがいるときは、
「アタクシ、もうおなかがいっぱい。十分頂きましたわ」と言うように、すぐに引っ込むのです。

しかし、メリー様が我を忘れて、残した自分のお皿のエサは、
ジョイスがしっかりと頂いていますから、
実はちゃっかり、一番たくさん食べているのはジョイスです。

そして、ここちゃんは、

「・・・この世の中で、食べることほど、むなしいことはあるかしら・・・」

「・・・これほどまずいものってあるかしら・・・」

「・・・なんでドッグフードとゴハンが一緒に入ってるわけ?信じらんない・・・」

「・・・これもキライ、あれもキライ・・・」

「・・・ああまずい、死ぬほどまずい・・・・」

と、見ているこちらがドンヨリとしてくる食べ方です。
(味にうるさいくせして、水たまりの水を飲むのが好きなここちゃんですけど・・・)
お前、一度愛護センターで修行するか!?

この中で、極限の餓えを体験してきたのはジョイスです。
主のいない家につながれ、何日なのか、何十日なのか、
エサも水ももらえないまま、
骨と皮だけになるまで生きてきたのです。

この体験があって、ジョイスの食べる姿は、ゲージュツにまで高められたわけですね。




  1. 2008/12/27(土) 00:00:00|
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