いきたきのこ

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情報は正確でいいともかぎらない

市で開催の、犬のしつけ訓練に行きました。
たった1回の訓練で、犬は私の左について、歩調をあわせて
歩くようになりました。
それで、散歩が楽になったかというと、そうでもなく、
お互いに緊張感が漂い、疲れます・・・
リードをガッと引くのが、なんとなくかわいそうで・・・
「おばさん!
これまでチンタラ歩いてたのに、なにすんのよ、いきなり」
と、犬も言うもんで・・・
散歩にでかけるときは、
「いいか!ビシっといくんだからね、あたしゃ!ビシっとね!」と
犬にか、自分にか?気合をいれます。

ところで、訓練の先生は、獣医さんでもあったので、
「うちの犬はフィラリアで、心雑音があるのですが・・」と
話をしてみました。
すると先生は、「大丈夫、フィラリアであっても、
こういう犬は長生きしますよ」と言ってくださいました。
こういう犬が長生きって、どういう根拠があるのか、
そういうことはどうでもよく、少し心が安心状態になりました。

現在、犬の薬をもらっている獣医さんは、
とても誠実、熱心で、信頼のおける先生です。
よかった、いい先生で、と思っていますが、
この先生は、うちの犬を、
「いつポックリいってもおかしくない状態ですからね」と
おっしゃったのです。
インフォームドコンセントが重視されるこのごろで、
お医者さんもいろいろなことを説明して下さいます。
慎重で真面目な先生ほど、リスクについてもしっかり説明して
下さるのかもしれない。
また、病気について調べようとすると、おっかない情報ばかりを
収集することになりかねないのです。
「こういう病気は大体は大丈夫」という、いい加減なことは
書いておらず、
「こういう危険もありうる」「最悪の場合はこうなることもある」と
いうことが書かれてあるのです。
まあ、それが誤りのない情報ということでしょう。
獣医さんも、まさかの場合の心構えもしなさいよ、という親切な配慮で
ポックリ・・・とおっしゃったと思いますが、
その言葉は、私の心に大きめの打撃を与えるに十分でした。

それで、私は、訓練師で獣医の先生に話しかけたのです。

不安や心配のあるとき、誰彼となく話しかけ、
気持ちを軽くしたくなるものです。

すると、相手になる人は、
とかく、正しい情報提供や、なんらかのアドバイスや、
励ましをしなければ、という思いにかられてしまいます。
もちろん、明確に解決できる問題であれば、その方法を
教えることもいいことだと思います。

ところが、「困ってるの、どーしたらいい?」というようなことを
話しかけられたとき、
その人が欲しがっているものは、
解決方法でなく、
多くは「安心」であることが多いのです。

逆に言えば、ある窮状にある人に対して、
それがまったく、解決不可能で、
なんの手助けをしてあげられないとしても、
その人の心を少しでも軽くしてさしあげることは、
可能ということですね。

「こーいう犬は長生き」、という、正確とはいえない情報でも、
私は聞けてよかったと感じました。
ほっとしたんです。
  1. 2007/11/12(月) 00:00:00|
  2. 心と体
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